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<7>これからのクリーンな選択

7.これからのクリーンな選択

新しい発電所、建てるなら少なくとも「天然ガスのレベル以上」で

石炭は、古い、きたない、と思っても、原発と同じように、これまで依存してきた仕組みをすぐに変えることは難しいことです。 今すぐに化石燃料への依存をやめることはできなくても、これから使っていくエネルギーは、石炭よりも、より効率のいい天然ガスを選んで運転するようにし、新しい火力発電所を建設する必要がある場合は、天然ガスのレベル以上のCO2排出を基準とすることは、最低ラインでしょう。これ以上のCO2排出増を招いたり、将来のCO2排出増を決定づけたりしないようにすることは、私たちの責任です。 どんなに石炭技術が新しいといっても、その発電所から出るCO2は良くて石油発電並みですから、持続可能な選択とはいえません。今利用している石炭発電を徐々に減らし、またこれから先40年も使い続けるような新しい発電所をつくる必要があるとしても、その時にはもう石炭を選ばない、そんな選択が、スマートですね。

CO2排出の総量を規制すること

京都議定書ではCO2など温室効果ガス排出量の削減を規制してきましたが、政府は、2013年からは京都議定書の下での目標を持たないと宣言して、国際義務から逃げ出してしまいました。 かわりに国内でしっかりした削減目標があるのかといえば、民主党政権が当時掲げた「25%削減目標」を見直すように、と安倍首相が指示して以来、まだ何も決まっていません。気候変動のリスクが広く認識されるこのご時世で、削減目標すら持たないない先進国は日本ぐらいではないでしょうか。 石炭発電による深刻なCO2排出を長い期間もたらすことのないような判断をするためには、大前提として気候変動対策に国として確固として取り組む基本方針と、それに基づいて、野心的な排出削減目標を設定することが必要です。

たよれるエネルギー、再生可能エネルギー

電気をつくる方法は、原子力や石炭・石油などの化石燃料だけではありません。太陽光や風力、バイオマス、小水力などの再生可能エネルギーがさまざまにあります。 日本でも、ようやく法律が作られ、いま、導入が加速し始めています。全国の自治体や企業も積極的に推進を始めています。 環境省サイトでは、全国の地域をゾーニングして、再生可能エネルギーの導入ポテンシャルをマップで詳細に見ることができます。どの再生可能エネルギーをどこで進めたらいいかもわかってきています。 サンプル画像:福島県の場合 風力ゾーニング http://www.env.go.jp/earth/ondanka/rep/data/dl/wind/5640.pdf 出典(環境省「再生可能エネルギーゾーニング基礎情報(平成23年度版)」) 世界には、日本よりも何歩も先を行って、再生可能エネルギー100%の将来像を描く国や研究機関が出てきています。日本も、すべてのエネルギーを再生可能エネルギーにする将来ビジョンを持ちたいですね。はっきりとしたビジョンがあれば、2050年にもまだ石炭をどんどん燃やし続けるような誤った判断をすることもなくなるはずです。 太陽光パネル solor1solar_photo 風力発電 wind_photogeothermal_photo 八丈島地熱発電所